情報処理試験

【2025年最新版】ITパスポート合格体験記

jugedred

2025年4月27日に国家資格「ITパスポート」試験に合格しました。

総合評価点860点で合格できました。なかなか良いスコアです(自画自賛)

ということで、今回はITパスポート試験に合格するまでにやったことをざっと紹介します。

試験を受験したときの私の状態

私はまったくの初心者というわけではなく、実はIPAの国家資格をいくつか所有しております。

人生初のIPA資格は2005年の基本情報技術者でした。当時は「初級シスアド」と呼ばれていた下位資格についてはスルー。

ただ、ここ数年で周囲の人に「まずはITパスポートがおすすめですよ」と助言することが増えてきたのですが、肝心の自分が取得していなかったということで、2025年になって受験した次第です。

勉強時間

2025年4月の頭くらいから、ぼちぼちテキストと問題集に手を付け始めました。せっかくだから高得点を取ろうと思い、全範囲まんべんなく勉強しました。

勉強時間でいえば、30時間くらいでしょうか。

テキスト読んで問題集を解いて、といった感じです。

おすすめ参考書

今回のITパスポートの受験に備えて購入した参考書は以下の2冊です。

書店にいけば多くの参考書が売られてますが、この2つを完璧にするだけで十分だと思います。

なお、私はネット上の過去問やスマホアプリは使いませんでした。否定する意図は全くなく、シンプルに紙の本で勉強するだけで合格できると思ったからです。

【令和7年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 (絶対合格の教科書シリーズ)

タイトル:
【令和7年度】 いちばんやさしい ITパスポート 絶対合格の教科書+出る順問題集 (絶対合格の教科書シリーズ)

テキストですと、これが鉄板だと思います。基本論点ばかりですが、合格のためにはどれも外せない論点です。

正直、高度資格持ちには優しすぎる内容でした。しかし最近のITパスポートは最新のトレンドなんかも出題されるようになっているので、そこらへんをざっと押さえておくにはちょうど良い一冊です。

(全文PDF・単語帳&過去問アプリ)かんたん合格ITパスポート過去問題集 令和7年度春期 

タイトル:
(全文PDF・単語帳&過去問アプリ)かんたん合格ITパスポート過去問題集 令和7年度春期 

問題集はこれで決まりでしょう!いわゆる過去問ですが、論点別に整理されているので勉強しやすいです。

最新のシラバスにも対応しています。

特におすすめなのが、本書先頭部分の用語集です。ここに最新のトレンドが凝縮されているのですが、全く聞いたことがない単語も多く含まれていて、とても勉強になります。

そのような新のトレンドや用語が本試験で出題されるのか?と言われたら、私が受験したときには実際に出題されました。本書で解説されている最新の用語を勉強していたから解答できた問題も少なくないので、やはり、最新のシラバスを網羅した用語集は蔑ろにできないと思います。

全文のPDFもダウンロードできるので、私はiPadに取り込んで、PDFに書き込みをしながら勉強していました。

まずは基本論点を丁寧に押さえるのがポイント

実際にITパスポートを受験してみて、「これは非IT系には結構キツそうだな・・・」というのが正直な感想でした。

現在のITパスポートは、テクノロジ系・ストラテジ系・マネジメント系と3つの大きな分野から出題されます。要するに範囲が広いんですよね。

非IT系にとってテクノロジ系の問題は悩みの種だと思います。私が受験したときには、疑似言語のコードリーディングが出題されたのですが、これは多くの受験生が捨て問にするような難易度でした。

IT系にとっては、マネジメント系やストラテジ系に苦戦しそうですね。正直、実務では扱わない知識ばかりですので、キチンと対策しないと点数には結びつかない気がします。

ともかく、試験範囲が広いので、どのような方もそれなりに対策しないと、結構合格は怪しいんじゃないかなーといった手ごたえでした。

令和7年4月の統計情報

ITパスポートの公式サイトで、私が受験した月の統計情報が公開されました。

試験結果

評点分布

2025年4月のITパスポート合格率は50.9%

楽勝のイメージが強いITパスポートですが、統計情報を見ると、実際には50%程度の合格みたいです。やっぱそこそこ難しいんですね。

社会人だとIT系より非IT系の方が合格率が高い点も興味深いですね。IT系の人は正直、舐めてかかって不合格になってしまうのでしょうか(苦笑)受験者の構成比も非IT系の方が圧倒的に上のようです。

試験当日の様子

私は大阪にある某テストセンターで受験しました。

夕方の遅めの時間に受験したのですが、試験会場の場所が分かりにくくて焦りました。

なんとか会場につきまして、受付を済ませると、周囲にはいつのまにか私と同じような受験生がワラワラと、、、

手荷物や貴重品はあらかじめロッカーに預けなければならないのですが、骨伝導イヤホンをつけっぱなしにしてたことに直前まで気づかず、めっちゃ慌てました💦

なんとか手ぶらの状態にして、PCが並んでいる試験室に入室。いろいろガイダンスを読んですぐに試験開始しました。

ストラテジ系⇒マネジメント系⇒テクノロジ系と出題されます。ほとんどの問題はスムーズに解答できたのですが、3問くらいさっぱり分からない問題もありました。

でもまぁ手ごたえがあったので、40分くらいで解答を終えて、特に見直しをすることなく試験終了ボタンをポチっと。すぐに結果が出て合格となりました。

まとめ

国家資格「ITパスポート」は社会人・学生ともに人気のある資格です。ITを中心に幅広い分野をざっと学ぶことができて、個人的にはとても良い資格だと思っています。

最新のトレンドもまんべんなく出題される点も、IT系の国家資格としての位置づけを強固にしている気がします。

非IT系であったり、あまり普段勉強していない方にとっては、難しい資格に感じられるかもしれません。しかし、そういう人にこそITパスポートは勉強する価値のある資格です。

学習を通じて様々な知識が得られる「ITパスポート」試験。ぜひチャレンジしてみてくださいね!

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立花浩紀
立花浩紀
職業指導員・フリーランス
Profile
本名:村上英輝 大阪にあるNPO法人(就労継続支援B型)の職業指導員です。完全フルリモートでWeb制作の技術指導に従事。WordPressやSEOを専門としたWeb系フリーランスとしても活動しています。福祉ITラボでは、障害福祉の支援員の視点を生かした情報発信をしています。放送大学 心理と教育コース + 社会福祉士養成課程
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